「もっと練習すれば、いつか選ばれる」
「技術を磨けば、自然にお客様が増えるはず」
サロン経営を始めたばかりの頃、私もずっとそう信じていました。
ひたすら技術の練習をして、講習にも通って。
でも、現実は全然違ったんです。
■ 技術だけじゃ、なぜか売れない
どれだけ練習しても、
「すごい!」「上手だね!」と言われても──
予約が埋まらない。
リピーターが増えない。
紹介が起きない。
技術には自信があるのに、なぜ選ばれない?
私は悩みながらも、ある時ふと気づいたんです。
「選ばれる理由」がないまま、頑張っていたんだ、と。
■ 「上手そう」より、「なんかこの人が好き」で選ばれる時代
お客様の多くは、“神技”レベルのまつげを求めているわけではありません。
求めているのは、**“自分に合っていると感じられる安心感”**なんです。
たとえば…
- 「この人、話をちゃんと聞いてくれる」
- 「インスタの投稿がわかりやすくて、共感できた」
- 「私のことをちゃんと見てくれそう」
こういった感覚的な“理由”で、人はサロンを選んでいます。
もちろん、技術はベースとして大事。
でも、それ以上に大事なのが、「この人にお願いしたい」と思われる理由。
■ 技術だけに頼ると、集客が止まる理由
一度、こんなサロンの発信を見たことありませんか?
- デザインや技術紹介ばかりの投稿
- 新メニューや講習の報告ばかり
- サロンの良さを自分目線だけで伝えている
実はこれ、私が以前やってたことなんです。
でもこの発信、どんなに続けても予約につながりませんでした。
なぜなら、そこに
**「あなたじゃなきゃダメな理由」**がなかったから。
■ お客様が求めているのは、“安心して任せられる人”
上手かどうかよりも、
「ここに来れば安心できそう」
「私のこと、ちゃんと見てくれそう」
そんな気持ちになれるサロンが、
これからの時代は選ばれていきます。
つまり、
“人”として選ばれるかどうか。
■ ここが違う!売れない発信と選ばれる発信
売れない発信 | 選ばれる発信 |
---|---|
上手さアピール | 誰のどんな悩みに応えられるか |
自分主体 | お客様目線での安心感 |
無難な投稿 | 個性や想いが伝わる発信 |
■ 「私にしかない理由」なんてない、と思ってた
「特別なストーリーもないし」
「普通の技術だし」
「私なんかに“選ばれる理由”なんてあるのかな…?」
昔の私は、ずっとそう思っていました。
でも実は、“理由”って後から作れるものだったんです。
✔ 理想のお客様を明確にする
✔ なぜこの仕事をしているのかを言語化する
✔ 発信・接客・メニューをその人に向けて整える
これを一つずつ積み上げたとき、
技術が同じでも“選ばれるサロン”に変わりました。
■ あなたにしかない理由は、必ずある
お客様は、
「あなたらしさ」に惹かれて来てくれます。
でも、それが言葉になっていないと届かない。
つまり、“理由”は作って、伝えて、育てていくものなんです。
■ 次回予告:「選ばれる理由を作ると、何が変わるのか?」
選ばれるサロンは、
「上手だから」じゃなく「この人がいいから」選ばれています。
じゃあ、その“選ばれる理由”を持つと、
実際に何がどう変わるのか?
次回は、
▶ 自然に予約が入るようになる理由
▶ 来店後のリピートが増える理由
▶ 私自身に起きたリアルな変化
などをお届けします。
💡まとめ
✔ 技術は“選ばれるための一部”でしかない
✔ お客様が求めているのは「安心感」や「信頼感」
✔ “選ばれる理由”は、誰にでも設計できる
✔ 発信・接客・メニューににじみ出すことで、「この人がいい」が生まれる
あなたが努力して磨いてきたものを、
ちゃんと“選ばれる価値”として伝えるために。
次回も、ぜひ読んでくださいね✨
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