昔の私は、
「値上げしたらお客様が離れていくかもしれない」
そう思って、ずっと価格を変えられずにいました。
今思えば、
技術も知識も経験も少しずつ増えてきてたのに、
ずっと“開業当初の価格”のまま。
時間も手間もかけて、
お客様のために色々工夫しているのに、
なんで私ばっかり苦しいんだろうって、
正直、心がすり減ってました。
お客様に嫌われるのが怖かった
値上げ=裏切りのような気がしてたんです。
せっかく選んで通ってくれてるのに、
「高くなるならもう行かない」
そう言われるのが怖くて、
ずっと「ギリギリの価格」で踏ん張っていました。
でもある日、気づいたんです。
本当にお客様のためになってたのか?
「価格が安いから」と通っている人は、
ちょっとの値上げでも離れます。
だけど、
“私だから通いたい”
そう思ってくれているお客様は、
価格よりも「提供している価値」を見てくれている。
むしろ、価格を上げられないことで
・メニューのクオリティが下がる
・予約が取れずに時間が奪われる
・心の余裕がなくなる
そんな状態の方が、
本当はお客様に失礼だったんですよね。
思い切って価格を上げた結果…
ドキドキしながらお伝えしたとき、
返ってきた言葉が衝撃でした。
「やっと上げたのね、むしろ安心した」
「この価格で申し訳ないと思ってたから、嬉しい」
「これからも続けてほしいから、値上げしてくれてよかった」
…泣きそうでした。
お客様は、
“安さ”じゃなく“価値”で私を見てくれてたんだって
心から実感できた瞬間でした。
安売りを卒業して、本当に選ばれる存在へ
価格って「自分の価値そのもの」じゃないけど、
自分自身が、自分の価値をどう扱ってるか
その“覚悟”が出る部分でもあると思うんです。
自分を安く扱えば、
周りもそれに気づいてしまう。
でも、価値に見合った価格をつけることで、
自分も、お客様も、どちらも大切にできるようになりました。
あなたはどうですか?
今の価格、本当にそのままで大丈夫?
「選ばれるサロン」になるには、
ただの値上げじゃなく、
“価値を伝える勇気”と“覚悟”が必要です。
私はそこから、
月商30万の壁を超え、
安定して売上をつくれるようになっていきました。
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