「やるべきこと」は、わかってた。でも…
勉強もした。
情報も集めた。
ノートにも書いたし、理屈も理解していた。
「こうすればいい」ってことは、ちゃんとわかってた。
…なのに、できなかった。
頭では「これやった方がいい」とわかっているのに、
気づけば行動は止まっていて、日々がなんとなく過ぎていく。
そんな自分にイライラして、自己嫌悪になって、
また動けなくなる…の繰り返しでした。
頭は前に進んでるのに、体が止まっていた
インスタの投稿も、広告の準備も、やろうと思えばできた。
でも、当時の私が一番引っかかっていたのは、
ペルソナを明確にするために、お客様と会ってリサーチすること。
これが、どうしてもできなかった。
本音を言えば、お客様と距離を縮めること自体が怖かったんです。
というのも、集客を学ぶ前の私は、
お客様に振り回されることが本当に多かった。
・急なキャンセル
・ドタ遅刻
・「今から行けますか?」の突然の連絡
仲良くなりすぎると、なめられてしまうんじゃないか。
距離が近くなればなるほど、また振り回されるようになるんじゃないか。
そんな不安のほうがずっと大きくて、一歩が出せなかった。
動けないのは、根性が足りないわけじゃなかった
当時の私は、
「もっと気合い入れればできるはず」
「動けないのは甘えなんじゃないか」
と、自分を責めていました。
でも今ならはっきり言えます。
動けなかったのは、“行動の設計図”がなかったから。
目標はある。未来もなんとなく見えている。
でも、「今日なにするのか」が決まってない。
だから、やることが大きすぎて、何から始めていいか分からなくて、
手が止まる。何も始まらない。
私が最初に決めた“ひとつのルール”
そんな私が、ようやく前に進めたきっかけは、
“行動するための小さなルール”を自分で決めたことでした。
「とにかく3日に1回はインスタに投稿する」
内容の質も、反応の良さも、とりあえず気にしない。
「出せたらOK。出せなかったら、見直すだけ」
そんな、ゆるいルールを自分に与えました。
このルールを決めてから、
「やるか/やらないか」で悩む時間が減った。
「投稿できてない…」と自分を責めることも減った。
大事なのは、“すごい行動”じゃなくて、
“できる形に整えること”だったんです。
自分だけの“ルール”が、止まってた私を前に進ませてくれた
「行動できない」は、怠けてるわけじゃない。
ただ、“動ける設計”になっていなかっただけ。
やる気や根性に頼らなくても、
今の自分でもできる“動ける形”にしてあげる。
それが、動けなかった私を少しずつ前に進ませてくれた。
知識を“行動”に変える最初の一歩は、自分だけのルールから
完璧な行動じゃなくていい。
かっこいいやり方じゃなくていい。
「自分を動かすルール」を、自分のためにつくること。
もし今あなたが
「分かってるのに、動けない」
「やらなきゃと思ってるのに、何も進んでない」
そう感じているなら——
まずは、あなたにとっての“小さな一歩”になるルールを
作ってみてください。
そこから、止まっていた時間が、少しずつ前に進みはじめます。
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