「どうやって売るか」より「どうやって伝えるか」に変えたら、自然と選ばれるようになった

脱・売れないサロン思考

「売らなきゃ」がにじんでいたあの頃

投稿をしても反応がない。
メニューを説明しても「検討します」で終わる。
どうすれば“売れるんだろう”と、ずっと考えていました。

気づけば毎日の投稿にも、「どうやって買ってもらうか?」という
“売る前提の気配”がにじみ出ていたと思います。

でも今は、「どうやって売ろう?」ではなく、
**「どうやったら、この想いが届くかな?」**を考えるようになりました。

その違いが、お客様の反応も、私自身の気持ちも、大きく変えてくれたんです。

売ろうとすると、なぜか伝わらない

「こんなに丁寧に仕上げてるんです」
「今だけ限定でお得にできます」
「うちの技術は長持ちです」

——全部、間違っていないはずなのに、なぜか響かない。

その理由は、今ならはっきりわかります。

お客様は“説得されること”よりも、“共感できること”を求めているから。

自分には必要ないと感じるものは、どれだけ魅力的に見せてもスルーされる。
逆に、「あ、これ私のためかも」と思ってもらえたとき、
自然と“お願いしたい”に変わるんです。

伝え方を変えたら、お客様の反応が変わった

✔ 誰のためのサービスなのかを明確にする

「地まつげが少なくて、メイクが決まらない方へ」
「ビューラーをしてもすぐに下がってしまう方へ」
→ 誰に届いてほしいかがハッキリした瞬間、言葉が研ぎ澄まされた


✔ なぜそのサービスが必要なのかを伝える

「派手すぎず、自然に目元を引き立てたい大人の女性のために」
→ お客様が“自分ごと”として想像できるようになった


✔ 自分の想い・背景を正直に話すようになった

「私自身、まつげにコンプレックスがあって…」
「これ使ったらビックリするくらい持ちが良くなって♪」
→ “ただのサロン”ではなく、“人”として信頼してもらえるようになった


技術を説明するよりも、
“なぜこのサロンがあなたに必要なのか”を伝えた方が、
お客様は動いてくれる。
私はこの変化を肌で感じました。

選ばれる人は、「売る人」ではなく「伝えられる人」

人気のある人、リピートされている人をよく観察すると、
その方たちが別に「営業が上手い」わけじゃありません。

むしろ、
「このサービスには価値がある」と心から信じている人。

だから、伝える言葉にも迷いがない。
だから、押し売りしなくても伝わる。

自分が信じているものを、誠実に、わかりやすく伝える。
それが、“選ばれる人”に共通するスタンスなんです。

「売る」から「伝える」へ。それが自然に選ばれるサロンの第一歩

「売り込みが苦手」
「集客がしんどい」
そう感じている人にこそ伝えたい。

無理に売ろうとしなくていいんです。

あなたのサービスが持っている“本当の価値”を、
誰のために、どんな想いで、どう届けたいのかを——

伝える努力をしてみてください。

それだけで、お客様の反応はきっと変わります。
私がそうだったように。

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