月商30万円。
何をしても、なぜかそこから先に進めない。
SNSもやってるし、技術も磨いてる。接客も一生懸命。
だけど、思うように売上は伸びない。
私もずっと、そんな時期がありました。
でも、ある日ようやく気づいたんです。
壁の原因は、「頑張り方」がズレていたこと
「もっと上手くなれば…」
「もっと投稿すれば…」
「もっとお得にすれば…」
がむしゃらに頑張っていたけれど、
私は、“やり方”がズレていたことに気づかず、空回りしていたんです。
そこで私は、思い切ってやり方を変えることにしました。
今回は、私が「やめたこと」と「始めたこと」を正直に書いてみます。
▽ やめたこと①:安易なキャンペーン連発
新規のお客様を呼ぶために、
初回限定クーポンを出したり、値引きをしたりしていました。
でも、それって実は──
“リピートされない設計”だったんです。
1回目だけ安くて、2回目から通常料金になると、
お客様は「高くなった」と感じてしまいます。
つまり、“損した気分”になるんですよね。
「お得だから行ってみた」では、価値は伝わらない。
来てもその後が繋がらないんです。
私は、「とりあえず来てくれれば、良さが伝わるはず」
そんな“願い”に頼ったキャンペーンをやめました。
▽ やめたこと②:ごちゃごちゃメニューとブレた価格
昔の私は、あれもこれもとメニューを増やして、
価格も「なんとなく」で決めていました。
でも、選べる数が多いほど、
お客様は“よくわからない”と感じてしまう。
結果、誰の心にも響かないサロンになっていました。
そこで私は、ペルソナに本当に必要なメニューだけを残し、他は全てやめました。
価格も、提供する価値としっかり向き合って見直しました。
すると、
「この人は◯◯が得意な専門店なんだ!」と伝わるようになり、
“選ばれる理由”が明確になったと実感しました。
▽ やめたこと③:全方位に向けた発信
以前は「誰にでも届けばいい」と思って、
ふんわりとした発信をしていました。
でも、誰にでも届こうとすると、誰にも刺さらない。
それに気づいてからは、
「私が本当に来てほしい人」にだけ向けて発信するように変えました。
「まさに私のことだと思って…」と来てくれるお客様が増えたのは、
ペルソナを意識した言葉選びに変えたからです。
▽ 始めたこと:価値が伝わる“仕組み”を考えた
がむしゃらな行動をやめて、
「戦略」と「仕組み」で動くように変えました。
やったことはシンプルです👇
- ペルソナ設計(届けたい人を明確に)
- メニュー整理(強みが伝わる構成に)
- 価格の見直し(価値が伝わる金額に)
- 見せ方改善(SNS・接客・アフターフォローも含めて)
見せ方改善で特に変わったのは“点を線にする意識”
昔は、
接客は接客、技術は技術、キャンペーンはキャンペーン…
全部が“点”でバラバラでした。
でも今は、
サロンに来る前の「出会い」から、帰った後の「関係性づくり」まで
ぜんぶが“線”で繋がるように設計しています。
SNSの投稿、接客中の会話、DM、アフターフォロー──
どれもブレずに、「あなたのことを考えています」というメッセージになるように。
施術後のDM+手書きハガキが“信頼の橋”になった
私は、施術後に必ず
DMでの定型文+手書きのメッセージを添えたハガキを送っています。
セールスは一切なし。ただ、感謝だけを伝えるシンプルなもの。
あるお客様が、2回目の来店時にこう言ってくれました。
「ハガキありがとう!あんなセールスなしのお礼だけのハガキ、初めてでものすごく嬉しかった。
嬉しくて家族にも見せちゃったし、今もお部屋に飾ってあるんですよ。」
その言葉を聞いたとき、
私は心の底から「あぁ、ちゃんと届いてたんだ」と感じました。
今もそのお客様は通ってくださっていて、
売上の裏側には、こうした“信頼の積み重ね”があると改めて実感しています。
▽ 壁を超えるために必要だったのは、根性ではなく「仕組み化」だった
たくさん行動しているのに成果が出ないとき、
私たちは「自分がダメなのかな」って落ち込みますよね。
でも、そうじゃない。
“やり方”を少しだけ変えるだけで、結果は大きく変わるんです。
私自身が変われたから、そう言い切れます。
次回:売上を安定させた“仕組み”の作り方
「もう頑張ってるのに…なぜ売れない?」
そう悩んでいた私が、ようやく見つけた“答え”。
次回は、私が最初に作った売上の仕組みについてお話しします。
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